義援金の使い道は?

昨日は震災から1年が経過したとのことで、終日震災に関するテレビ番組が中心でした。

あれから1年経ったのですね。

震災に遇われた方の心の傷はどんな言葉を使っても癒されないのではないかと感じました。
この1年、家族や知人を失った悲しみに耐えてこれられたのだと思うと胸がつまる思いです。

番組の終わりには義援金を募っていました。
震災後は機会があるごとに寄付をしたりしてきましたが、テレビ番組を見ていてどうしても腑に落ちないのです。

歌手や海外からもたくさんの方たちが震災に遇われた方のために心をひとつにして募金活動をしているのに、震災に遇われた方の様子をテレビで見ていると、
「なぜいまだにすき間風だらけの仮設住宅でこの大雪の中を暮らしているのだろう?」
「なぜ、住宅ローンのすべてをかかえたままなのだろう?」
「なぜ、いまだに元のお仕事に戻れないのだろう?」
「なぜ、原発の賠償金が課税されるのだろう?」
と、被災者の方々の様子を見るたびに思い、首をかしげてしまいます。

募金活動で集まったお金の金額は莫大な金額だということもテレビでは放送しているのに。
この1年間のうちにそのお金はどんなふうに使われて、今の被災者の方々の状況に反映しているのか理解に苦しむのです。

もしかして、「新しい街づくり」とかなんとかの名目で被災者の方と無関係な公共事業なんかにすべて投じられてしまうのでしょうか?
それは、被災者の方々のもとの生活に近い、またはそれ以上の暮らしを約束してくれるのでしょうか…。

そんなに大金を寄付したわけでもないのですが、それにしても被災者の方々の様子を見るたびに個人個人に何も反映されていないような気がして心がモヤモヤします。

寄付した時には、
「被災した方の流されてしまった家の住宅ローンが少しでもなくなりますように」
「冬には暖かい部屋で過ごせますように」
「元の家は戻らなくても、それに近い状態になりますように」
そんなふうに、個人レベルで救済してほしいとの気持ちが強かったと思います。

それなのに、震災から1年後の昨日の被災者の方々の様子はあまりにも義援金が反映されていないような気がします。

テレビで放送されているのは、ごく一部分なのかもしれません。

でも、義援金や募金を募るなら、その使い道まできちんと説明してほしい。
「この募金は被災者の方のためのこの部分に使われます」とか
「あなたの募金はこの部分に使われました」とか。
そんな説明まで手が回らないなら、「被災者の方の家が流されてしまった方の住宅ローンだけ残ってしまったための募金」とか
「大型マンションを建設し、仮設住宅から移動するための建設のための募金」とか名目をつけ、しっかりと反映してほしい。

私はそんなふうに感じました。

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by shin-sui_21 | 2012-03-12 18:44 | ぼやき